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2010年8月23日 (月)

CDと音楽配信

渋谷のCDショップHMVが22日に閉店しました。私は地元のHMVに時々出かけるのでびっくりしました。ニュースではCDの販売がピーク時の4割程度になったこと、ネット配信に移行していることなどが報じられていました。

昨晩のテレビでもこのことが話題に触れられていました。ある若者が、音楽を「聴き込む」のではなく「聞き流す」に変わっていると言っていました。なかなか的を得た言葉だなと感心・・・してしまいました。

その昔、レコードの時代は、アルバムをわざわざ予約して、発売日を楽しみにしながら待っていたものでした。予約特典で付いてくるアーティストのポスターなども楽しみでした。音楽そのものは目に見えませんが、レコードやポスターという見える媒体があることによって音楽をより実感しました。音楽配信ではそういった形あるものは存在しなくなりました。

音楽は共通の文化でもありました。私が若かった頃もラジカセなどでみんなで聴いていました。電車でスキーに行く時など誰かがラジカセを持ってきて、車内で流行歌を聴きながらスキー場へ行ったものです。ほかの乗客には迷惑だったと思いますが。

ソニーのウォークマンが出始めてヘッドホンで音楽が聴けるようになると状況が少しずつ変わり、みんなで音楽を聴くといったことから一人一人で音楽を楽しむものに変わっていきました。共通から個別へと変わっていったような気がします。

このことは音楽療法の世界でも感じ取れます。

高齢者の音楽療法ではどのグループでも共通の音楽が必ずあります。季節や地域といったことに気を配っていけば、音楽は共通言語といった感があります。毎年、季節ごとに同じ音楽を使うこともまれではありません。

一方で子どもの音楽療法は、かなり違いがあります。いろいろなメディアからたくさんの音楽が溢れているこの時代を反映してか、みんなそれぞれ違った音楽を使っていくことが多くなります。またしょっちゅう曲も入れ替わっていきます。そういったニーズに応えなくてはなりません。今まで使った音楽を使うことができないこともよくあります。

将来、高齢者の音楽療法においても共通から個別へと、どんどん変わっていくかもしれませんね。

今回のHMVの閉店はこういったことを象徴しているような気がします。私なんかは古いタイプの人間なので、やはりCDという形あるもので音楽をストックしておきたい気がするのですが。

Ph_113 ドレミで使っているCDラジカセ

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