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2011年6月20日 (月)

ノー・スプラッシュ

テレビニュースの特集で、女子飛込み選手の馬淵優佳選手の特集を行っていました。

飛び込みのポイントの一つにしぶきの大きさがあり、これが小さいほど高い評価を得られます。しぶきが小さいことをノー・スプラッシュというそうです。馬淵選手はこのノー・スプラッシュが得意で、たぐいまれな感覚の持ち主だそうです。

番組のインタビューの中で、彼女はこのノー・スプラッシュのことを、いろいろな伝え方で表現していました。「ザ」という音がすればよいスプラッシュに、「バーン」という音だとよくない。また、入水時に「くにゃ」と入るのがよい入り方だとも言っていました。言葉だけだと分かりにくいかもしれませんが、実際に映像を観ると、とてもよくわかります。まさに「百聞は一見にしかず」です。

推測ですが、彼女の中には、よい飛び込み方法のイメージが、ほぼ完成された形で確立されているのでしょうね。多くの練習の積み重ねの中で、それが自分の身体にしっかりと刻み込まれ、そのイメージが「ザ」だったり「くにゃ」だったりするのかもしれません。とても芸術的な感覚なのかもしれません。

音楽療法も芸術のひとつの分野なので、こうした感覚はとても大切だと思っています。私自身もよく一緒のスタッフにイメージを伝えるとき、ある意味抽象的な表現で伝えることも多く、時に「はぁ?」と理解不能といった表情をされてしまうこともあります・・・。自分の中にはきちんとしたイメージはあるつもりなのですが、うまくは伝わらないこともあるようです。

芸術的な感覚は大切ですが、私の場合は、きちんと伝わる表現力が必要なようです・・・。

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