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2012年8月12日 (日)

求刑を超す判決

7月30日に大阪地裁で、姉を刺殺したとして殺人罪に問われた被告への判決が下されました。検察側の求刑は懲役16年でしたが、判決は殺人罪有期懲役刑上限の20年でした。

被告にはアスペルガー障害があり、社会生活になじめず、様々な困難があったようでした。被告の世話をしていたのは、姉でしたが、きょうだいという近い関係であったがゆえに、かえって姉に対して否定的な感情が募っていき、犯行に及んだことが推測されます。

裁判においてはアスペルガー障害の影響があったことは認定しています。しかし判決は「社会内で受け皿が用意されていない現状のもとでは、再犯の恐れが強く心配され、それゆえ長期間刑務所に収容することで内省を深める必要があり、それが社会秩序の維持にも資する。」としています。

犯した犯罪は決して許されるものではありません。しかしながらこの判決には障害者に対する偏見や差別の助長につながる懸念があります。社会での受け皿がないから刑務所に収容するというのは、なんとも不可解な判決と言わざるを得ないと思います。

本件については日本社会福祉士会の会長声明が出されています。

日本社会福祉士会の会長声明

http://www.jacsw.or.jp/15_TopLinks/oshirase/files/seimei.pdf

ニュースから

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/citizen_judge_system/?1344743917

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