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2013年3月18日 (月)

被後見人の選挙権

知的障害のある被後見人とその家族が、選挙権の行使を求めた裁判で、東京地裁は違憲であることを認めて選挙権を認める判決を下しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000691-yom-soci

また政府・与党は今国会で法改正にも取り組む意向を示しています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130318-00000125-jij-pol

私もこの裁判には注目していました。そして適切な判決であったと思っています。権利擁護の視点に立った判決であったと思います。

しかしながら、2つほど疑問が残りました。

ひとつは、なぜ「後見類型」であったのかということです。被後見人であるご本人の様子がテレビニュース等で拝見させていただきましたが、しっかりと自分の考えを述べるなどの様子が見られました。「後見」でなく、「保佐」や「補助」という選択肢も十分に考えられたのではないだろうか?

そしてもう一つは、この後見制度を利用する際に、後見、保佐、補助のそれぞれの類型によってできること、できなくなることなどの説明を誰かがすることはなかったのかということです。特に後見類型は選挙権も含めて、その方の様々な権限を制限することになります。こういった説明を誰かがする必要もあったのではないかと思いました。

後見人等が付くことによって、その人がいままでできたことを制限させてしまう機能をもっています。だからこそ制度利用の前に、十分な説明や情報提供が必要になるのだと思います。

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