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2013年5月27日 (月)

被後見人の財産を横領した専門職後見人に実刑判決

仲間の社会福祉士より、被後見人の財産を横領した専門職後見人に実刑判決が下ったとの情報をいただきました。

http://mainichi.jp/area/gunma/news/20130409ddlk10040145000c.html

被後見人の財産の中から約250万円を横領したとのことです。本人は自首しましたが、判決は懲役2年6か月の実刑判決となりました。

平成24年の最高裁判所の調査では後見人選任において、弁護士、司法書士、社会福祉士などの第三者後見人が選任された割合は51.5%、親族は48.5%となっています。この制度は平成12年度に始まりましたが、当初は第三者後見人は約20%、親族は約80%でしたから、年々第三者後見人の割合が高くなってきています。それだけ第三者後見人へのニーズは高まっているわけです。

にもかかわらずこういった不祥事を起こしてしまうのは、とても衝撃的です。第三者後見人への信頼を裏切った行為ともいえるわけで、裁判所の判決はそういった点も含んでいたのかと推測されます。

後見人は本人の代理人として、財産管理を軸として大きな権限を家庭裁判所の審判によって与えられます。預貯金を動かしたり、本人宅に立ち入って財産調査を行ったり、後見人以外では知ることのできない情報を得るなど、とてもデリケートなことをおこなうことができるわけです。

だからこそ、これらの業務を行う際は、後見人自ら立会人を求めたり、預貯金に関して複数人で確認するなどの手だても必要になってくるわけです。大きな権限を与えられているからこそ、自らが説明のできない行為に及ばないような仕組みを作っておく必要があるかと思います。

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