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2013年7月19日 (金)

障害者への特定贈与信託が拡充

障害者における成年後見制度にまつわる課題の一つに「親亡き後」といった言葉がでてきます。これは、障害者の親が亡くなった後に、本人の生活などをどのように整えていく必要があるのかといったことです。

その一つとして、今年度から「特定贈与信託」が制度拡充になりました。

http://www.smtb.jp/personal/entrustment/management/special-donation/

これは親から障害をもつ子どもへ贈与する場合、一定金額まで贈与税が免除される仕組みです。従来は「特別障害者」つまり、

知的障害者の重度、精神障害者の1級、身体障害者の1級または2級

の方に限って、この制度の対象になっていました。

2013年4月からは「特別障害者」に加えて「特定障害者」つまり、

知的障害者の中度または軽度、精神障害者の2級または3級

の方についても制度対象となりました。

非課税限度額は「特別障害者」が6000万円、「特定障害者」が3000万円までとなっており、今までよりも多くの方が対象となります。

特定贈与信託を利用すれば、親御さんがあらかじめ信託銀行にまとまった金額を信託することにより、定期的に一定額が本人口座に振り込まれるようになります。いわば仕送りのようなものですね。

成年後見制度講座などで講演する際に、親御さんの関心事の一つに、障害を持つ子どもにどのように財産を残したらよいかといった質問を受けることがあります。この特定贈与信託がこうした課題を解決する一つの方法として浸透することが期待されますね。

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