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2013年10月

2013年10月13日 (日)

石田徹也さん

美術館巡りが好きです。仕事の合間を縫って地方へ出かけた時には、その地域の美術館に寄るのはとても楽しいものです。

石田徹也さんの作品に出合ったのは数年前、「体液」という作品が初めてでした。本人の自画像と思われる顔が洗面台と一体化し、洗面器の中に三葉虫のような生物が佇んでいる絵です。顔からは涙が溢れています。バックの窓はとても明るいのですが、絵全体の表情は暗く物悲しい感じがします。2004年の作品ですが、翌年に彼は踏切事故にあって夭折してしまいます。

つい先日、たまたまNHK日曜美術館を観ていたら、彼の作品が放映されていました。しかも近隣の足利市で展覧会が開催中とのことだったので、さっそく行ってみたのです。

平日の夕方にもかかわらず多くの人が鑑賞していました。作品は108点、一人で行ったのでじっくりと観ることができました。子ども時代の作品から亡くなるまでの間を5つの時代に分けてみることができます。子ども時代の作品を除くと10年ほどの期間の作品が主ですが、この10年の間に作風は大きく変化しており、案内にもそのことは詳細に書かれています。どのように変化していったのかは、実際にご覧になって一人一人が感じ取っていただければと思います。

作品の脇には、作品ごとの彼自身のスケッチやアイデアが一緒に展示されています。これを一緒に観ながら鑑賞すると、より彼の世界を観ることができると思います。

足利市立美術館にて10月27日まで開催しています。

http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/index.html

ピアノコンサート

ピアノコンサートに参加しました。

地元の小ホールで、師匠の主宰するピアノ教室で、主に大人の生徒が中心となっての発表会でした。

Img_0925スタインウェイです

私にとってはピアノ発表会の参加は20数年ぶりでした。実はその前、5月に同じ会場の大ホールで町主催のコンサートにも出演し、その時はモーツァルトのK265(キラキラ星変奏曲)を弾いたのですが、このときはボロボロの演奏でした。

その時から5か月後の発表会です。同じ失敗は2度繰り返したくなかったので、5か月かけながらいろいろと分析し試行錯誤してみました。当日までの間に次のように対応してみました。

①人前での演奏を増やしてみた

今年度に入ってから音楽療法のセッションの中で、ピアノを弾く機会を増やしました。当初はハラハラものでしたが、夏の終わりころからは、少しずつ気持ちにゆとりを持った感触をつかんだような気がします。

②脱力やフォームの確認

椅子の座り方、手の位地、指の置き方、ひじの使い方などなど、師匠にいろいろとチェックしてもらいながら修正していきました。最初は違和感を覚えながらも徐々に馴染んでいったような気がします。

③暗譜しない

前回の時は暗譜をし、譜面は一応置いて弾いたのですが、途中で崩れると、どの箇所で弾いていたのかすぐには目で追えず、つっかえては止まりといった状況が続きました。今回は暗譜をやめ譜面を観て弾くことにしました。そのせいか演奏中に間違えても回復は早かったように思います。

④ゆっくりと弾く

これは師匠から何度も言われたことです。弾いているうちにどんどん速くなっていくようで、後半になると無自覚のうちに息切れしていたようです。常にテンポは大丈夫かともう一人の自分を置きながら演奏しました。

⑤ピアノと少し距離を置く

数日前より、少しピアノと距離を置くようにしました。基礎練習、課題練習は欠かしませんでしたが、時間をかけすぎないようにしました。さらに前日の午後は理髪店に行ってサッパリし、その後は地元の美術館にいって絵画の鑑賞をし、さらに夜は岩盤浴に行ってリラックスしていました。

⑥自信を持ってステージに立つ

当日は師匠に依頼されてビデオ係を担当したので、多くの出演者の様子を良い位置から見させてもらうことができました。そのなかで各出演者の登場の仕方が演奏に反映されていくことに気が付きました。自信、不安、楽しそう、無邪気、聴いてほしい、観てほしい、そういった表情や姿勢は演奏にも多少なりとも反映されるようでした。もちろん師匠の登場の仕方は秀逸でした。

さて、当日の演奏結果はどうだったのでしょうか。自分での評価ですが、前回よりは少しだけ良い手ごたえを感じました。発表会の数週間前には、練習時間の割には成果として手ごたえを感じず、心が鉛のようになりかけ、出演もやめてしまおうかとも考えたのですが、師匠に克を入れてもらいながら何とか出演しました。無事に参加できたことに感謝です。

Img_0938

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