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2013年11月17日 (日)

左手のピアニスト

左手のピアニスト ~もうひとつのピアノ・レッスン~

11月16日のNHK Eテレで放映された番組です。登場する智内威雄さんはピアニストとして活躍していましたが、猛練習による影響から、局所性ジストニアという病気に掛かり、右手が思うように動かせなくなります。

機能回復訓練により日常生活としては右手は使えるようになりましたが、ピアニストとして右手を使うことには困難となりました。一方で、もう元には戻れないということから不安な日々を過ごしていましたが、あるとき左手のピアノ曲に出合います。このことにより新たにピアノと向き合うようになり、現在は左手のピアノストとして活躍し、さらには左手のピアノ曲を広める活動もしています。

番組の中ではたくさんの、左手による演奏が紹介されていましたが、そのどれもが両手で弾いた音楽と変わらない音楽に聴こえます。彼のホームページには、技術的には指の数が半分になるため出せる音は限られるが、音の質は半分になるわけではない。むしろ違った世界を描くようになり、音がゴチャゴチャしないぶん、すっきりした演奏になるといっています。

そして、弱点は個性になるということと、左手のピアノ曲は障害者のためだけでなく健常者も挑戦できる質の高さがあるとも言っています。

障害を持つことによって向き合うこととなる障害受容、価値の転換といったことは大きな課題となります。彼はこういった課題を自分自身の力で試行錯誤しながら変えていったのでしょうか。左手のピアニストとして、左手のピアノ曲を発掘・広める活動によって、多くの人と出会い、そこからさらに世界を広げているのだと思います。

再放送は11月23日(土)(金曜日の深夜)の予定です。NHKのHPでご確認ください。

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